人事マンは新卒採用で高校名重視する 内部進学や推薦・AO入学に厳しい目http://www.j-cast.com/2011/12/26117615.html 大学新卒者の採用面接で、出身高校名を気にする企業が増えた――。こんなことを明かす人事関係者が相次いでいる。背景には、大学全入時代の買い手市場の事情があるようだ。
「二流の私大を出ていても、高校が名門校なら、『地頭がいい』と思われるんですよ。高校は、推薦では入れないことが多いですからね」
雑誌「プレジデントファミリー」の2010年11月1日号によると、大手企業数社の人事担当者に取材すると、高校名まではチェックしていない企業が多数派だった。しかし、大企業の採用戦略立案などを手がける企業の社長や、学生の人気が高い食品大手企業の担当者は、高校名を気にすると答えた。
高校名に関しては、私も気にしていた。
人事にとって短い就活期間に学生を見極めるためには、圧倒的に時間が足りない。よって、できる限り省略できる部分は省略してしまいたいというのが本音だ。
人事として重点的に見たいのは、「将来利益を生む人間になるのか」「社会に貢献できる人間になのか」「当社の社風や価値観に合うのか」などの項目だったりする。
学力などの項目にはできる限り時間を割きたくないのだ。そこで、学力があることを担保するものが学歴だったりする。しかし、その学歴で学力が担保されなくなっている。
この記事にもあるように、AO入学には特に問題を感じることが多い。
学力と仕事の出来不出来の相関性への議論もあるかと思うが、仕事(マネジメント)をするうえで学力が必要となるのは間違いない。また、受験というフェーズでどのような行動をとってきたかというのは、コンピテンシーを測るうえでも重要だと思う。
人事よがりな発言になってしまうが、AO入試というのは、人事が学歴で学力を担保できると考えていたことをすべて無効化してしまうような仕組みなのだ。
AO入試で入学した人を責めるつもりはない。しかし、人事の都合を無視しても、大学のAO入試というシステムが問題を抱えているのは間違いないだろう。
そんな中で東京大学(大学院を除く)は、今も昔も学歴の信頼性は安定している。逆に有名私大などでは、学部の半分近くの人数が推薦やAO入試となり、学歴で学力を担保するには心もとない。
結果、人事は学力を担保できるものを求めて高校名に流れているのだ。
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