最近、就活生の皆さんと面談していると、よく「どうやって業界を絞ればいいですか?」という質問をいただきます。
この質問は就活繁忙期(1月-4月)中にも良く聞かれます。
しかし、毎回質問に違和感を感じます。そもそも軸を業界で考えている人はこういった質問をしないものです。おそらく軸を作れておらず、無理して業界で選ぼうとした結果でしょう。
質問に答えるという意味では「自己分析で自分にあった業界を選んだ方がいいよ」とも答えることも可能です。しかし、私としては答えられないんです。いや、こう答えてはいけない気がするんです。
そこで、なぜここまで多くの人が業界で選ぶのか考えてみました。答えの一つは分かっています。
それは『メディアの影響』です。
例えば就活支援サイトの検索機能。リクナビ、マイナビ、エンジャパン、ジョブウェブ、これらのサイトには必ず業界で選ぶ、業種で選ぶといった検索機能が付与されています。おそらくこれも原因でしょう。別にこれらの就活サイトが悪いというわけではありません。検索機能が付いていなければ使い勝手がわるいですし。
問題は学生にとって、日頃から見ている検索の機能を自分の就活の軸にする人が非常に多いということです。特に就職活動というのは学生側に毎年のノウハウがたまりにくい構造になっています。結果、「去年失敗したから今年は・・・」といったことが難しいのです。よほど情報収集をしっかりして自己分析の重要性に気づくといった、先知の行動特性を持っていれば別ですが・・・まず受け身な人にそういった情報は落ちてきません。
そう考えると、一番身近で手っ取り早い「検索」というの軸で思考する人が増えるのは当たり前のことです。索機能以外には「就職人気度ランキング」も当てはまります。別に就職人気度ランキングを軸に選んでも構わないとは思います。
しかし、選ぶ前にこう考えてみてください。
「自分が人生で最も譲れないのは、『人気度ランキングに載るような企業で働いている自分』という自己満足を満たすことですか?」
人気度ランキングの企業に就職し、自己満足を満たすことが人生で何よりも重要だと思う人は、そのまま人気企業ランキング通りに就活を進めてください。もし違うと思うなら、自己分析をして自分の軸を決めていないと、成功確立は格段に下がるということを知っておいてください。
なぜなら、就職活動を成功に導ける優秀な就活生は、※5次元思考で物事を考えています。あらゆる角度から物事を考え、最適な答えを導くことができるため、自己分析の重要性に気づきます。たまたま自分が行きたい企業が就職人気ランキングに入っている企業だったとしても5次元の思考プロセスで成功に導けるのであれば、企業からのニーズは高く、内定がでる確立も極めて高いといえます。そして、自分にあった企業で能力をいかんなく発揮できるため、長期的に成功することができるでしょう。
皮肉なのは、就職活動でいつまでも内定が出ずに悩んでいる人に限って、※1-2次元でしか考えていない場合が多いことです。短期的なことしか頭にないので、自己分析の重要性に気づかず、内定を取るためにいろんな施策を打ちます。
そして、自己分析をしていないため、多くを検討せず、一番身近で手っ取り早い、就職人気ランキングの企業を受けていきます。
ただでさえ人気な上に、スペックで採用する企業がほとんどです。1?2次元の短期的な思考プロセスでは、企業からのニーズは低く、内定をもらうのは難しいといえます。たとえ出たとしても入社してから社内競争で生き残っていくことは、至難の業でしょう。
おそらく就活を始めると多くの人から「自己分析」をやりなさいといわれるかと思います。しかし、自己分析をただ始めるのではなく、まず「自己分析」の重要さに気づくことから始めてみてください。そうすると、自分の人生について5次元思考で考えるキッカケになります。
なにより「自己分析」をやらされている感じにはならないというのも重要なのです。
※5次元思考(就活の王道参照)
あらゆる角度から検討し、かつ、それぞれを場合わけして、将来どのような結果が導かれるかまで考える事ができる思考です。
※1次元思考(就活の王道参照)
目の前にあるものにそのまま反応する思考です。
※2次元思考(就活の王道参照)
目の前に見えることには全て考慮できる思考です。
就活の王道

この質問は就活繁忙期(1月-4月)中にも良く聞かれます。
しかし、毎回質問に違和感を感じます。そもそも軸を業界で考えている人はこういった質問をしないものです。おそらく軸を作れておらず、無理して業界で選ぼうとした結果でしょう。
質問に答えるという意味では「自己分析で自分にあった業界を選んだ方がいいよ」とも答えることも可能です。しかし、私としては答えられないんです。いや、こう答えてはいけない気がするんです。
そこで、なぜここまで多くの人が業界で選ぶのか考えてみました。答えの一つは分かっています。
それは『メディアの影響』です。
例えば就活支援サイトの検索機能。リクナビ、マイナビ、エンジャパン、ジョブウェブ、これらのサイトには必ず業界で選ぶ、業種で選ぶといった検索機能が付与されています。おそらくこれも原因でしょう。別にこれらの就活サイトが悪いというわけではありません。検索機能が付いていなければ使い勝手がわるいですし。
問題は学生にとって、日頃から見ている検索の機能を自分の就活の軸にする人が非常に多いということです。特に就職活動というのは学生側に毎年のノウハウがたまりにくい構造になっています。結果、「去年失敗したから今年は・・・」といったことが難しいのです。よほど情報収集をしっかりして自己分析の重要性に気づくといった、先知の行動特性を持っていれば別ですが・・・まず受け身な人にそういった情報は落ちてきません。
そう考えると、一番身近で手っ取り早い「検索」というの軸で思考する人が増えるのは当たり前のことです。索機能以外には「就職人気度ランキング」も当てはまります。別に就職人気度ランキングを軸に選んでも構わないとは思います。
しかし、選ぶ前にこう考えてみてください。
「自分が人生で最も譲れないのは、『人気度ランキングに載るような企業で働いている自分』という自己満足を満たすことですか?」
人気度ランキングの企業に就職し、自己満足を満たすことが人生で何よりも重要だと思う人は、そのまま人気企業ランキング通りに就活を進めてください。もし違うと思うなら、自己分析をして自分の軸を決めていないと、成功確立は格段に下がるということを知っておいてください。
なぜなら、就職活動を成功に導ける優秀な就活生は、※5次元思考で物事を考えています。あらゆる角度から物事を考え、最適な答えを導くことができるため、自己分析の重要性に気づきます。たまたま自分が行きたい企業が就職人気ランキングに入っている企業だったとしても5次元の思考プロセスで成功に導けるのであれば、企業からのニーズは高く、内定がでる確立も極めて高いといえます。そして、自分にあった企業で能力をいかんなく発揮できるため、長期的に成功することができるでしょう。
皮肉なのは、就職活動でいつまでも内定が出ずに悩んでいる人に限って、※1-2次元でしか考えていない場合が多いことです。短期的なことしか頭にないので、自己分析の重要性に気づかず、内定を取るためにいろんな施策を打ちます。
そして、自己分析をしていないため、多くを検討せず、一番身近で手っ取り早い、就職人気ランキングの企業を受けていきます。
ただでさえ人気な上に、スペックで採用する企業がほとんどです。1?2次元の短期的な思考プロセスでは、企業からのニーズは低く、内定をもらうのは難しいといえます。たとえ出たとしても入社してから社内競争で生き残っていくことは、至難の業でしょう。
おそらく就活を始めると多くの人から「自己分析」をやりなさいといわれるかと思います。しかし、自己分析をただ始めるのではなく、まず「自己分析」の重要さに気づくことから始めてみてください。そうすると、自分の人生について5次元思考で考えるキッカケになります。
なにより「自己分析」をやらされている感じにはならないというのも重要なのです。
※5次元思考(就活の王道参照)
あらゆる角度から検討し、かつ、それぞれを場合わけして、将来どのような結果が導かれるかまで考える事ができる思考です。
※1次元思考(就活の王道参照)
目の前にあるものにそのまま反応する思考です。
※2次元思考(就活の王道参照)
目の前に見えることには全て考慮できる思考です。

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