NTTドコモ、アンドロイド携帯を含む夏モデル18機種を発表
NTTドコモは19日、4シリーズ17機種とヱヴァンゲリヲンケータイの合計18機種の新製品を5月22日から順次発売すると発表した。国内では初めて、OSにアンドロイドを搭載した「HT?03A」(HTC社製)も発売する。
昨年から4つに分けたNTTドコモの携帯シリーズは、今回、「STYLE」シリーズに6モデル、「PRIME」6モデル、「SMART」2モデル、「PRO」3モデルの17ラインアップをそろえた。シリーズ化は、それぞれの携帯機能を利用者のライフスタイルに合わせたもので、「STYLE」はデザイン重視の女性ユーザー向け、「PRIME」はカメラ機能の充実などハイエンドユーザーを意識した。「SMART」は、薄型軽量タイプでビジネスユーザー、「PRO」はアンドロイド携帯搭載などモバイルユーザー層を意識した製品になっている。発売するカラーバリエーションは、全部で56色となる。
新しい端末は、音声からのメール入力や検索が可能になったり(8機種)、YouTubeなどのFLV動画の再生やJavaScript対応した「iモードブラウザー」を搭載(13機種)したほか、フェリカ機能を使ったiアプリの通信対戦が楽しめる「iアプリタッチ」(11機種)や、電池残量を3段階から5段階への拡張表示(12機種)など、豊富な機能が充実した。
夏モデルの発売についてNTTドコモの山田隆持代表取締役社長は、「お客様一人一人の声に応えて機能を充実して使いやすくした。4シリーズの累計は500万台だが、2009年は380万台の契約を是非達成したい」と目標を語った。
NTTドコモの夏商戦モデルがリリースされ、話題になっていますね。特に今回注目なのが、日本初上陸となるアンドロイド搭載の「HT-03A」ではないでしょうか。
おそらくソフトバンクモバイルの「iPhone 3G」のライバル機種になりうる携帯になると思います。
そこで今回は、「HT-03A」に搭載されているアンドロイドについてお話していこうと思います。特にモバイル業界にいる人は、知っておく必要があります。
Android(アンドロイド)とは
携帯電話用ソフトウェアのプラットフォームになります。OSやハードウェアといった基礎部分です。
AndroidはOSやミドルウェア、ユーザーインターフェース、Webブラウザなどの標準的なアプリケーションを含んでいるプラットフォーム。近い製品としてはマイクロソフト社のWindows Mobileやシンビアン社のSymbian OSがあります。
アンドロイドの歴史
2003年10月にアンドロイド社が発足しました。
2005年8月にGoogleがアンドロイド社を買収し、その2年後にOHAからアンドロイド・プラットフォームが発表されます。
一時期googleが「GooglePhone」を開発しているといわれていましたが、噂に終わり、実際には核となるプラットフォーム「Android」が発表されたかたちになります。
そして、2008年9月23日にはT-mobile USA社が世界初のAndroid搭載端末である「T-mobile G1」を発表しました。
そして今回の「HT-03A」が日本発のAndroid搭載端末になります。
アンドロイドの話題性
なぜこのアンドロイドがニュースに取り上げられるなどされているかというと、オープンソース型ライセンスで提供されているということになります。要するに、米グーグル社が無償で誰にでも提供するということです。つまり、どのメーカーやキャリアでも、自由にAndroidという環境を携帯電話端末に搭載して、販売できるわけです。
オープンソース型ライセンスによって何が起きるのか?
1.機器メーカーや携帯事業者は自由にカスタマイズ可能なAndroidの採用により大幅にコストを下げることができます。
2.開発者にとってはデバイスへの完全なアクセスとツール群によりサービス / アプリの迅速な開発ができるようになります。
結果、消費者にとっては安価で高機能かつ優れたインターフェースとリッチなインターネットアプリケーションを備えた端末の入手が可能になるということです。
アンドロイド携帯が普及するのか
普及するのには結構な時間がかかると言われています。
理由は以下2点です。
1.コスト
上記に挙げたようにコストを下げることができると書いているが現状どうかというと、
HTC Nippon代表取締役社長のデビット・コウ氏は「HT-03Aはほかの端末よりもコストがかかっており、“Androidケータイは低コストか?”かといえば、答えはノーだ」と話す。
新規で作らねばならないOS以外のソフト開発にコストがかかり、また各種センサーや操作デバイスなど、快適にAndroidを使うための要件が高く、ハードも高額になってしまっているというのが現状になります。
2.日本の携帯文化
今回の「HT-03A」ですが、対応サービスや機能があまりにも貧弱すぎるというのがあります。あくまで日本人にとって。
新シリーズの対応サービス・機能一覧表
http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/page/news_release090519_00-4.pdf
今まで日本の携帯文化になじんできた人は、結構サービスや機能を落としてまで買うかというとよっぽどの理由が無いと買わないのではないかというのがあります。
ただしiphoneもそうですが、充実してくると十分ユーザーが動いてくる可能性はありそうです。


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